top of page

はじめに

スクールフェアに行ってみたものの、各校の違いが分からない。情報量が多すぎて、何をどう見て判断すれば良いのか分からない──そんな思いを抱かれたことはありませんか?

世界には数多くの素晴らしい学校があります。しかし「アメリカン・スクール」「英国式の紳士教育」といった言葉だけでは、それぞれの学校が持つ文化や個性、得意とする分野までは伝わりません。従来のスクールフェアでは、そういった歴史やブランドが強調されることで、保護者が受け身になってしまう場面も見受けられました。子どもの将来を左右する大切な選択を、「有名校だから入学する」「とりあえず海外の学校に合格したから留学する」という形で決めてしまうのは、望ましいことではありません。

 

では、どうすれば良いのか。私たちは「国別」ではなく「教育方針」に基づいたスクールフェアを開催することにいたしました。フェアには、実際にボーディングスクールを卒業した担当者が現地を訪れ、プログラムの内容や環境、校内の雰囲気を体験した学校が出展いたします。

記念すべき第一回ボーディング・スクール・フェアのテーマは「アウトドア教育に取り組む初等部校」です。

10月25日の開催に向け、まずアウトドア教育に関する特別寄稿を2本ご用意しました。

1本目は、スイスの名門 Institut Le Rosey で17年間校長を務めたロブ・グレイ氏に「アウトドア教育の魅力とその価値」について執筆いただきました。アウトドア教育がいかに総合的な(ホリスティック)教育へとつながるのかを、校長として、そして父親として語っていただいています。

2本目は、イートン校の登竜門としても知られる英国の名門初等部校 Oxford Dragonで15年間校長を務めたジョン・ボー氏に「初等部校における全人的アプローチの意義」について執筆いただきました。

当日は、日本を含む4か国から7校が出展いたします。ボーディング校だからこそ可能なアウトドア教育の魅力、そこから得られる経験、そして人生の糧となる体験をご紹介いたします。

なお、ご来場の皆さまが十分に各校代表者(校長・入試担当者)とお話いただけるよう、スクールフェアのご参加は先着40組までとさせていただきます。あらかじめご了承ください。

bottom of page